ユニバーサル就労 - 社会福祉法人 協同福祉会
ユニバーサル就労
ユニバーサル就労支援室
Universal Work=[UW]
・「働きたいのに働きにくいすべての人」が、はたらけるような仕組みをつくること。
・誰にとっても働きやすく、はたらきがいのある職場環境作りを目指していくこと。
「働きたいのに働きにくいすべての人」
例えば…
・精神的な理由…障害者手帳をお持ちの方、手帳はないが誰かのサポートが必要な方
・身体的・知的な理由…障害者手帳をお持ちの方、手帳はないが誰かのサポートが必要な方
・社会的な理由…ニート、ひきこもり等
精神的・社会的な要因など、さまざまな理由で就労に困難を抱えている人が対象となります。
各事業所の中学校区内の方が対象です。
はたらく人の呼称については、協同福祉会では「ユニバーサルサポーター」という名称で呼んでいます。
対価の形態については、居場所や生きがいといった視点もユニバーサル就労の範囲と考えています。
個別の事情を抱えた人を不採用とせず
職場に迎え入れるために、最低賃金によらない報酬、形態としています。
●ＵＷ無償サポーター：報酬なし、交通費支給
●ＵＷ有償サポーター：1Ｈ500円 ／ 550円 ／ 600円 の報酬、交通費支給
上記は「支援付き就労」となります。
＊まだこの段階では協同福祉会の職員ではありません。就労に慣れてもらうための期間となります。
●ＵＷ最低賃金職員：協同福祉会最低賃金 1Ｈ990円を上回る報酬
＊2024年度 奈良県最低賃金 986円
●ＵＷ一般賃金職員：一般就労 給与規定による報酬
≪ステップアップの評価≫
モチベーションアップにつながるような仕組みがあります。
「働きたいのに働きにくいすべての人」が働きやすい環境になるように、ユニバーサルサポーターの方と事業所との橋渡しを行っています。
≪支援者への支援体制として≫
・サポーター時点では、各事業所のＵＷサポーター役が中心となり、無償サポーター時は基本的に毎回、有償サポーター時は1週間から2週間に1回面談します。
・就労となった場合も、各事業所のUWサポーター役が中心となり、「支援付き就労」として最初は1か月に1回、その後は3か月に1回面談します。
・半年に1回はUW支援室のコーディネーター役と面談します。
「ユニバーサル就労支援室」を2014年に設置し、活動を行ってきました。
その中の実践から見えてきたことは、この活動を通し地域のコーディネータを出来る職員を育成できるということ。
